【LLP長岡2026】タイミー潜入!?最優秀賞チームの泥臭い顧客理解の極意|バブリーチ独占取材(前編)

LLP(リーンローンチパッド)
ケイ
ケイ

こんにちは!中越ライフのケイです!
今回はLLP長岡2026で最優秀賞を獲得したチームに独占取材!

「起業したいけれど、どうやって顧客を見つければいいかわからない……」

「いいプロダクトを作っても、どう売ればいいのかわからない……」

※画像はイメージです。

ビジネスの世界で多くの人がぶつかるこの大きな壁に、圧倒的な「現場主義」で挑んだ男性がいます。

長岡の起業家育成プログラム「LLP(リーン・ローンチパッド・プログラム)」で見事最優秀賞を獲得したチームで、率先して営業・顧客ヒアリングを担った木村さんです!

実は私、中間ピッチで彼が語った「タイミーで実際に現場に潜入した」というエピソードに衝撃を受け、「この行動力と熱量は絶対に人を惹きつける」と感じて取材を依頼。

デモデイ(最終発表)直前の最も忙しい時期に取材をさせていただいたのですが、なんとその後、チームは見事に最優秀賞を獲得されました!

約20年の営業経験を持つ彼が、なぜ長年勤めた会社を辞めて起業の世界へ飛び込んだのか?

そして、優勝という最高の成果を引き寄せた泥臭い現場取材の裏側とは?

LLP最優秀賞チームの知恵袋・木村さんの「泥臭くも温かい挑戦」に迫ります!

1年前に退職を決意。「レールに乗った人生」からの脱却と出会い

約20年にわたり、ニッチな土木関係などの提案営業を中心にキャリアを積んできた木村さん。

しかし、心の中には長年抱えていた違和感がありました。

木村さん:「前の会社ではレールに乗りすぎていて、自分ならではの『違い』を生み出せていないと感じていました。自分で決めることがずっと苦手だったのですが、まずは『会社を辞める』ということを決断し、社長に1年後に会社を辞めると伝えました。そして、言葉通り1年後(今年の5月)に退職したんです。」

※画像はイメージです。

そしてその直後、5月16日から開催されたLLP(リーン・ローンチパッドプログラム)に参加。

以前から交流のあった石井さんの熱いビジョンに魅せられ、「自分の力でこのプロジェクトを世の中に送り出したい」と意気投合。

チームアップの際に石井さんのアイデアを第一希望に掲げ、チームに参画しました。

自分の強みが最大限活きるのであれば、自分が社長になる必要はない――。

そんなフラットで柔軟なマインドセットが、最強のチームづくりの一歩となりました。

顧客を知るなら顧客になれ!タイミーで旅館に潜入した「泥臭いフィールドワーク」

チームが狙いを定めたのは、中間管理職が日々頭を悩ませている「シフト管理」の課題でした。

しかし、単に電話をかけたり飛び込み営業をしたりしても、「営業」だと警戒されて真の課題は聞き出せません。

そこで木村さんが取った行動は、周囲を驚かせるものでした。

なんと、スキマバイトアプリ「タイミー」を使い、実際に旅館でアルバイトとして働き現場に潜入したのです!

※画像はイメージです。

私が中間ピッチでこの話を聞いた際、その本質的な行動力と熱量に思わず膝を打ちました。

お話をお伺いすると、この行動の背景には木村さんのある想いがあったことが分かりました。

木村さん:「チーム発足直後のスタートダッシュを強く意識していました。どんなに小さくても、すぐに一歩を踏み出すことが大事。そう考え、すぐに顧客に近づける手段としてタイミーを活用しました。」

当たり外れを気にするより、まずは現場に飛び込むことを優先する。
木村さんならではの泥臭いアプローチの中に、「熱量だけではなく冷静に本質を捉える力」も感じました。

【木村流・顧客理解のポイント】

  • 客観的な視点で「現場のオペレーションと時間の流れ」を体感
  • 単なる「経営者」「末端スタッフ」ではなく、一番苦しんでいる「中間管理職」の痛みを把握
  • 表面的な課題と、深層にある課題の認識ズレを修正
※画像はイメージです。

木村さん:「頭で考えているだけでは見えない課題があります。実際に現場に入ることで、どんなタイミングで何に困っているのか、リアルな構造が見えてきました。営業トークを売り込むのではなく『インタビューさせてください』という姿勢で寄り添うことで、深い対話が生まれるようになりました。」

エンジニアである石井さんの「高い技術とビジョン」を、世の中に受け入れやすい形に「翻訳」して届ける。

デモデイ直前の多忙なタイミングでの取材の中で、力強く語ってくれたこの圧倒的な泥臭さと営業ノウハウこそが、見事に最優秀賞を引き寄せる最大のエンジンとなったのです。

描く未来とメッセージ|「あなたの痛みは自分の痛み」争いのない世界へ

見事優勝を果たした今、木村さんにはビジネスの枠を超えた大きな夢があります。

それが「争いのない世界を目指す絵本(絵巻物)づくり」です。

木村さん:「ビジネスとは直接関係は無いんですが、幼少期の子どもたちに『私はあなた』という感覚を伝えたいんです。『あなたの痛みは自分の痛み、あなたの幸せは私の幸せ』だと。ページをめくって分断するのではなく、すべてがひとつに繋がっている『絵巻物』の形で表現したいと考えています。『私とあなた』の間に境界はなく、分断されていない『一つの世界』で繋がっている、というメッセージを込めて。」

昔から今まで変わらず、ニュースやインターネットで戦争の話は後を絶えません。
もし子供のうちからこの痛みを世界中で共有できたら、争いは減り、やがてなくなるのでしょうか。

今回のインタビューを通じて、ほんの少しですが木村さんのうちに秘める想いや魅力にも触れられた気がします。
そして、木村さんが絵巻物を完成させた際には何か力になれればと思いました。

最後に、起業や新しい一歩に迷っている人へ向けてメッセージをいただきました!

※画像はイメージです。

木村さん:「『迷ったらGO』です。LLPに参加することのリスクなんてありません。迷っている時点で、自分の中に何か引っかかっている大事なサインです。一歩を踏み出すことで、フラットに自分を見つめ直すことができますよ!」

まとめ

アイデアを現実のビジネスに変えるために必要なのは、洗練されたプレゼン資料だけではありません。

「顧客の痛みにどこまで寄り添い、泥臭く現場を歩けるか――」

中間ピッチで感じた「人を動かす何か」の正体は、木村さんの圧倒的な行動力とどこまでも人に寄り添う温かさでした。

デモデイ直前という超多忙な時期に丁寧に取材に応じてくださった木村さんの姿勢そのものが、最優秀賞という最高の未来を手繰り寄せたのだと感じます。

次回は、この木村さんとタッグを組み、1年の挫折から見事頂点に立ったチームリーダー・石井さんのインタビュー(後編)をお届けします。お楽しみに!

LLP関連情報

LLP情報
主催:長岡市 https://www.city.nagaoka.niigata.jp/sangyou/cate12/event-detail.html#02
共催:NaDeC構想推進コンソーシアム https://nadec-nagaoka.jp/LLP2026
運営:CLIP長岡 https://www.kigyousien.or.jp/2026/04/llp2026/

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